ネットの世界ではオープン(開放)とクローズ(閉鎖)の世界が存在します。
検索エンジンのサイトは,Webというオープンの世界の中ででその役割を果たし,ゆるがさない地位を築き上げました。
ネットはオープンな世界というのが一般的でした。
ところが最近では,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で会員制のクローズされた世界が広がりつつあります。どこか1980年代に流行した電話回線を使ったパソコン通信に似ている気がします。
検索サイトにとってクローズな世界は,オープンな世界を想定している自分たちが入り込めない世界であり脅威でもあるようです。
SNSの代表格はフェイスブックです。
ユーザーにとってオープンな世界は,情報を収集する際に費用はかからないし,より多くの情報を収集することが可能です。
ただ,セキュリティや情報の漏洩を危惧する人たちにとってはクローズされた世界のほうが居心地が良く安心した空間なのかもしれません。
フェイスブックがどこまで広がるか?グーグルはフェイスブックに穴をあけることが出来るか今後の行方に注目したいと思います。