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パソコンの動作が遅い

お客様からの問い合わせで比較的多いのが、「パソコンの動作が遅い」という問い合わせです。
いくつか原因を列挙すると
(1)ウィルス感染によるもの
(2)メモリ不足
(4)転送モード
(3)HDDの不具合、劣化
(1)は一般的にはアンチウィルスソフトで確認しますが、期限切れでパターン定義ファイルのダウンロードをしていないため、新しいウィルスに感染している方がいます。
無料で調べることができるサイトもあります。
(2)は、多数のプロセスが動作し物理メモリが不足し、HDD内の領域を仮想メモリとして使われるようになるとメモリ⇔HDD間で頻繁に転送が行われます。まず、起動時に動作する不要な常駐ソフトを削除することをお勧めします。削除しても効果がなければ、メモリを増設します。
(3)マザーボードによっては、ドライブのデータ転送モードがエラーの頻度によって遅いモード(確実にデータを転送できるモード)に変更される場合があります。
デバイスの状態をチェックしドライバを入れ替えるなどの方法で対応します。
(4)HDD内部には起動回数や時間、エラー回数などの状態を記録しています。HDDを検査するツールで問題ないか確認します。
最近のアンチウイルスソフトのシステム要件ですが、メモリが十分ないとアンチウイルスソフトが動作を遅くする原因となる場合があります。(1)を防ぐために自ら(2)を引き起こしてしまっている場合も見かけられます。
HDD内が虫食い状態になるのを整列させるデフラグですが、経験上お客様のサポートでそれほど効果があったことはありません。
よほどひどい状態でなければ、効果は期待できないのではないでしょうか。

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