今年の1月から広島にある某専門学校のITシステム学科に週1で出かけています。
前任の先生から引継ぎの話を持ちかけられた時、内容は大丈夫だと思い、気軽に「はい、承知しました。」と回答したのですが、そのすぐ後で「生徒は全員留学生」ということを聞かされ驚いたのを覚えています。
これまで老若男女問わず多くの方を教えてきましたが、外国の方というのは初めてでした。
気になっていたのは”言葉の壁”です。
授業は日本語で行っていますが、以前に比べると私の話をよく理解してくれているのを実感しています。
私自身、学生時代を思い起こすと、授業中居眠りをしたり、単位を落としたこともありました。立場が変わると、難しい内容でも理解してもらおうと興味を引き付ける工夫をしたり、試験問題の作成で悩んだり・・・
学生の頃に気が付かなかった先生の苦労や思いというのも分かるようになって来ました。
異国の地で勉強するというのは、大変なことだと思います。
自分に果たしてそれが出来るか疑問です。
彼らに対しては、今は自分の子供に対する思いと同じで無事卒業し新しいところで活躍してもらいたいと願っています。