先日、タイトルに迷惑メールのことをSPAMメールと書いてしまいましたが、迷惑メールは、小文字のspamを使わなければならないようです。
スパムの語源については、時々、メディアで取り上げられ、ご存知の方も多いと思います。SPAMは、米国の食品メーカーの豚肉の缶詰のことです。この缶詰しか置いていないレストランで客達が注文すると『SPAM,SPAM,SPAM…』のコールになるというコメディが語源のようです。たしかにしつこい迷惑メールと似ています。
早速、HormelFoods社のサイトをアクセスしたところ、SPAMのロゴマークに登録商標のマークがありました。大文字のSPAMは缶詰、迷惑メールは小文字のspamと使い分けなければならないということですね。
しかし、負のイメージであるスパムがHormelFoods社の宣伝になるというのも不思議な感じがします。試しに、googleでSPAMの商品ページの翻訳をかけてみました。(画像)
http://www.hormelfoods.com/brands/spam/素直に訳してしまうと、HormelFoods社は、どういう会社かと笑ってしまいます。
(新潮社出版』岡島裕史著『迷惑メールは誰が出す』参考)