カープファンのぼやき

26日に無敗でロッテが日本シリーズを制覇しました。おめでとうございます。一方阪神ファンは、『もう少し頑張ってほしかった』と悔しがっている方も多いと思います。阪神ファン以上に一番悔しがっているのは、ソフトバンクの関係者やファンかも知れません。パリーグ成績表を見るとおもしろい表示があります。1位ロッテと2位ソフトバンクの勝差がマイナス4.5になっています。それだけ見ると『間違いでは?』と首をかしげたくなります。今シーズンのロッテは、確かに強かったと思います。さらに（大変失礼な言い方ですが）運も良かったと思います。セパ交流戦が初めて行われ、交流戦で優勝したこと、パリーグ在籍チームでプレーオフがある点、もし、ルールが違っていたら日本一はなかった(かも知れません)。ルールって大切ですよね。
当方は、根っからのカープファンで、今シーズンも蚊帳の外でした。遥か昔に思える交流戦前までは、そうでもなかった気もするのですが・・・。
新しい球場の移転話やボールボーイ役のミッキーのニュースがある度、『野球の本質と違う！』と心の中で叫んでいました。本当のカープファン（＝真の野球ファン）なら、選手の華麗なプレーや最後まで諦めない切迫した試合を期待しているはず。S50年後楽園でセリーグ初優勝を決めた9回のホプキンスのホームランや日本シリーズ対近鉄戦で9回無死満塁の絶体絶命の場面で江夏が抑えたシーンは、当方にとって生涯忘れられない記憶になっています。当方が勝手に来シーズンのカープに望むことは、『ブラウン監督=>ルーツ監督=>初優勝』の妄想ではなく、1試合でも心刻み込まれる試合を見せてほしいことです。