家でソニーの液晶テレビ"KDL-40V2500"が壊れ、電源を入れても地デジは右下部分に"しばらくお待ちください"というメッセージが表示されるだけで黒い画面のままになる現象が起こりました。
電源ケーブルを抜いて差し込み直す映るのですが、再度リモコンで電源をオフ、オンすると同じ現象が発生します。
家電量販店の6年の保証に入っていたので高を括っていたのですが、なんと6年を過ぎていました。
”ソニータイマー”が思い浮かびました。
ソニータイマーとは保証期間後に製品が故障する現象でそのタイミングの良さからメーカーがあらかじめ製品寿命をコントロールしているという都市伝説です。
実際にメーカーがそんなことをするはずはありませんが、当然使用している部品の不良や耐久性によっては同じ時期に故障が発生する可能性はあります。
6年なら仕方がないと思いながらもネットで検索すると多くの方が同じ現象で悩んでいました。
しかも、今回は部品ではなく、地デジチューナー部分の基板の半田不良と原因まで突き止めています。
単純な不具合にもかかわらず、メーカーはリコールしません。
工業製品や車とは異なり生命の危機を伴うことがなければ故障の情報は把握していても修理代でも儲けるということなのでしょうか?
もう一つ、問いをしたカスタマーサポートセンターに我慢できません。
当然不具合を把握しているのにもかかわらず、知らない振りをするマニュアル通りの対応。ユーザーは電話をかけるだけ無駄ということになります。
日本の電化製品は品質が良いと言われ続けて来ましたが、果たして現状はどうでしょう。
パソコンも内部を開ければ外国製品と部品は一緒、組立も海外中心です。サービスの質まで同等なら誰も国内の製品にこだわることはなくなるでしょう。
どんなに小さい故障でも一度信頼性を失えば、その回復にかかるコストや時間の方がずっと大変なことだと思います。
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