TVチューナーを内蔵していないノートパソコンでテレビを見たいと思っている人は多いのではないかと思います。通常は、USBの外付けかPCMCIAカードのTVチューナーユニットを取り付ければ見ることができます。最近は、無線ルーターと一緒になったテレビチューナーが発売され、注目の製品になっています。今回は、費用をかけずに別の方法で実現できないか考えて見ました。
前提条件は
●デスクトップパソコンとノートパソコンがある。
●デスクトップのOSは、Windows XP Professional、ノートは、リモートデスクトップ(ターミナルサービス)のクライアント機能を持つ、あるいは追加できるOS
●パソコン間は、LANで接続されノートは無線LAN(54Mbps以上)で接続されている。
パソコンのスペックと上の条件を満たしていれば、ノートパソコンでTVを見ることができます。
デスクトップパソコンにPCIカードのTVチューナーを取り付けます。(CPUが速ければ、ソフトウェアエンコードのタイプで十分です。今回は、V-GearのSpeedTV(¥4,980)を使用しました。)
あとは、ノートからWindowsのリモートデスクトップ機能を使用して、TVチューナーを取り付けたデスクトップにログオンし、TV用のソフトを起動すればOKです。
テストした結果、全画面や比較的大きい画面では、リモートデスクトップのエクスペリエンスを最大にしても、コマ送り状態で音声が後から着いてくる感じでした。すでに帯域を消費しているLANや11Mbpsの無線LANですと期待した結果にならないと思います。写真のように160×130ぐらいの小さな画面で表示であれば、気にならない程度で表示することができました。仕事をしながら野球中継が見たい方には、お勧めです。
リモートデスクトップの機能の制約から複数のパソコンから同時にTVを見ることは、出来ませんが、これだけで複数のパソコンにテレビの機能を追加することが可能です。
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