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フェイルセーフと想定内

12月8日に起きたみずほ証券誤発注は、大々的にニュースで取り上げられ、出先の会社でも話題になっていました。今回の事件や先日起きた東証のシステム障害では、IT社会というのは、正常に機能しているときは効率的で便利なようですが、ちょっとしたミスがとんでもない事件を引き起こしてしまう社会であるというのを実感したのではないかと思います。
ずいぶん前のことですが、フェイルセーフ(fale safe)という言葉を良く耳にしました。フェイルセーフとは、IT用語辞典 e-Wordsによると、『あらかじめ故障や操作ミス、不具合などの障害が発生することを想定し、起きた際の被害を最小限にとどめるような工夫をしておくという設計思想』とあります。
今回の事件では、発注した側のミスも問われると思いますが、システムがフェイルセーフを考慮した設計になっていたかも問われる気がします。どんなにIT社会が発達しても、必ずミスや故障、不具合は発生します。すでに起きていた障害を無くすことができても、新しい障害が発生するでしょう。
ライブドアの堀江氏のようにすべての人が、『想定内』と言えるIT社会になれば、安心なのですが…

「フェイルセーフと想定内」への2件のフィードバック

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