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マイナンバー制度のおかげで使えないe-TAX

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毎年、この季節は確定申告の時期で、不精な私にとって負担がかかる時期です。
ずっとe-Taxを使って来て思うのは、自宅で24時間いつでも提出可能というのは非常に便利なシステムなのですが、毎年のようにシステムが変わり、OSやブラウザ、ICカードリーダーのドライバなどパソコンの環境を確認しなければならず、電子証明書の有効期限が3年ということで手続きもしなければならず、”いつまでも経っても確立されないシステム”という感じが拭えません。
(ひょっとして、e-Taxは個人ではあまり使わせたくない専門家専用のシステム?)

正直一般の方が普通に使えるシステムではないと思います。
(e-Taxが始まった頃、他県の酒造関係者の方々へ導入を進める講習に出かけたことが恥ずかしい。)

今年もさて提出しようと思い、重い腰を上げ確認作業に入ったところ

●Windows10 →OK
●ICカードのドライバ”公的個人認証サービス”で動作確認→OK
●電子証明書の期限は・・・期限切れ→NG

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以前のようにすぐに更新ができると思い早速、市役所に行って”住基カード”の更新を依頼したところ、

役所「住基カードによる更新はできません。個人番号(マイナンバー)カードを申請してください。」

私「どのくらい時間がかかりますか?」

役所「約1か月です。」

私「ええっ、15日までにe-Taxで確定申告出さないと困るんですが?(本日11日)」

役所「今年は紙で出してください。」

怒り心頭の私「何か代替になるカードを出してください。」

今年は、私のように電子証明書の期限が切れ、マイナンバーカードも手元にない方もおられると思います。
紙で提出って時代に逆行していないでしょうか?
住基カードに書かれてある”2022年4月2日まで有効”という期限に騙されました。

マイナンバーと関係なく、電子証明書の更新ができると思い込みが誤っていたわけですが、スムーズに移行できるシステムになっていない部分にも問題があると思います。利用者のことを考慮せずマイナンバーありきでは使いづらいシステムになります。

マイナンバーが住基カードのようにいつまで続くかわかりませんが。

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