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個人情報漏洩問題 2

JUGEMテーマ:日記・一般

子供の頃、自分が悪いことをした際に自分のことは棚に上げて「○○君もやった」と自分の罪を少しでも軽くしてもらおうとする子がいました。もしかすると私自身もそうだったかも知れません。
ベネッセ社長のコメントは、まさにそのような感覚にさせられます。執拗にジャストシステムを巻き添えにすることを忘れません。(マスコミも一緒に乗せられていますが)
今回の発端はベネッセ側です。
ベネッセがDBの管理をしっかりしていればこれほど多くの情報漏洩はなかったはずです。
不可解なことがあります。
今回、漏洩した企業よりDMを送って来たジャストシステムをベネッセ以上に悪者にしている方がたくさんいる点です。ひょっとして、ベネッセは個人情報の漏洩を以前から把握しており、できるだけ会社に被害が及ばない準備を進めていたのではないでしょうか。
この事件が起きたことでジャストシステムは、今後、顧客にDMを送る販促が難しくなりました。
自ら収集した顧客情報でDMを送付してもベネッセが持っていれば盗まれた情報を使用したと疑いをかけられる可能性があります。企業イメージ悪いですよね。
ベネッセは賠償問題はありますが、最終的に得をするのは一体誰でしょうか。
もうひとつ、
自分達の情報管理の甘さをよそに一派遣社員に全ての罪を擦り付け、自分たちも被害者のように装っているのが信じられません。DBをアクセスできた派遣社員はベネッセの仕事をしていたら内部犯ではないでしょうか。
それから、名簿業者があまり叩かれないのが不思議です。漏洩させた企業もそれを販売している企業も同罪でしょう。いや拡散している分、罪はもっと重いかもしれません。
一方、名簿業者がいないと困るビジネスが多いのも事実です。取締りが強化されればその方たちにとっては死活問題になりかねません。個人情報保護法がザルになっている理由わかる気がします。後援会名簿は法律を制定する多くの議員さんたちも選挙で必要ですから。
昨日ですが、本来子供に届くはずの他の教育関連のDMがなぜか親宛に届きました。(笑)
今回の事件を受け、すでに対策済みということでしょうか。
一旦漏洩した情報は収束するのは難しいと思います。
データは消去してもまったく同じものをバックアップしておくことは容易なことだからです。いっその事、個人情報を扱う際は入手元の記入を義務づけるのはいかがでしょう。未記入や虚偽がある場合、何らかの罰則を設けるとか。使用する期限を厳格にするとか・・・
以前スパムメールを防止するためにダイレクトメールを送る際に必ずつけなけれなばならなかった「未承諾広告※」のように失敗する可能性の方が高いですね。

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