ここ数日、PCが勝手にWindows10にアップグレードされたことによる問い合わせが増えています。
これまで、Windows10へのアップグレードは、ユーザーの許可なく実行されることはありませんでした。ウインドウの右下に時々ポップが出てもそこで拒否すればOKでしたが、最近アップグレードする日時が予約されるようなアップデートがあり、ユーザーがそれに気づかずにトラブルが発生しているようです。
一番多い問い合わせは、PCを立ち上げたら自動修復を促すメッセージの画面になるというものです。
考えられる要因ですが、ユーザーはWindows10にアップグレードしている認識がありませんので普段使用している感覚でPCを利用していると、アップグレード中なかなか立ち上がらず電源を落としてしまっている可能性があります。
システム修復で無事にWindows10にアップグレードできる方は良いのですが、中にはシステム修復がうまくできない方もおられます。
また、Windows10にアップグレードが成功しても今まで動作していたアプリやデバイスが使用できなくなる方もいらっしゃいます。この問題でアップグレードを行っていなかった方にとって今回のマイクロソフトのやり方が受け入れられるかどうか疑問です。今回の件は、マイクロソフトの焦りが感じられます。
Windows10無償アップグレードのタイムリミット7月28日も近づいています。アップグレードを忘れていて目が覚めたら新しいOSになり、以前と変わらないという方にとっては幸いかも知れません。