メンテナンスの仕事をしていて、いろいろな製品や部品の不具合に出くわすことがあります。1件だけならともかく、同じ製品や部品が同じ症状で不良になることがあり、あきらかに対象の製品や部品が悪いのではないかとわかっていてもなかなかメーカーや販売店は正直に話さないのが現状です。人命がかかるような機器ではないから、ごまかし通せれば会社の損害にならないと考えているのでしょうか?
DOS/V機の相性保障を有料で行っている店って変だなと思うことがあります。
相性保証というのは、DOS/Vマシンの基本的なH/Wの仕様は決まっていますが、部品を作っているメーカーは異なるので、組み合わせて動作しない場合があります。その場合でも他の代替品に変更してくれるというサービスです。
相性保証ではありませんが、液晶のドット抜けなども保険料を出すと交換している店舗もあります。
確かに世界中の企業が設計している部品の組み合わせになるので、動かないこともあると思います。仕様が新しくなってインタフェースが変更になったにもかかわらず、異なった部品を購入したというのは購入者のせいかも知れませんが、他の部品より格安だから動かないというのは納得できません。
有償の相性保証に入っていなかったからといって粗悪品を販売して、最初から動作しない場合にその保険料を客に支払わせている有償の相性保証はメンテナンスを行う者として納得できません。