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我が家に『ねんきん特別便』

3月22日、我が家に『ねんきん特別便』が届きました。
私ではなく妻宛てですが、さすがに私も本人もショックを隠せませんでした。
妻は昭和55年から平成4年まで電気メーカーに勤めていました。その後、国民年金に変更しているのですが、まさか厚生年金の時代分のすべて抜けているとは考えもしなかったのです。
幸い、手元にある年金手帳に厚生年金保険の期間も記入されていますし、企業からの厚生年金基金加入員証もホッチキスで止めてありますので訂正は容易でしょう。
ただ、『ねんきん特別便』が来たということは、社会保険庁の記録が漏れていたということになります。そんなに特殊なケースとは思えない場合でも抜けることがあるということがはっきりしました。妻はこの手紙が届いてから少し元気がありません。私も詐欺にあったような気分です。
厚生労働大臣は先日公約どおりに『3月までに名寄せが完了した』とテレビで発表していましたが、大部分の問題のある人や未解決の人を残して一体それが何の意味があるのでしょうか?
万が一『ねんきん特別便』に”訂正がない”にして送り返してしまったら本当に怖いと思います。これでは社会保険庁や国は詐欺集団です。
この『ねんきん特別便』のやり方は誤っていると思います。本来は自分達の誤りですから自分達で調べて『この部分が抜けていたのですが間違いありませんか?』と聞くのが常識だと思います。間違いを警戒しての対策だとは思いますが、民間ではこのやり方は通用しないと思います。
前にも書きましたが、社会保険庁は、すべての国民に速やかに年金記録ともらえる予想額を通知すべきです。それが出来ないようでは、現状の年金制度はおしまいだと思います。
国民すべてに『ねんきん特別便』を出せば、そのとき初めて国民すべてが年金問題の真実を知ることになり、本当の膿が出る時になると思います。

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